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あとがき

今年度の Git 講習会のテキストはこれで終わりです。お疲れ様でした。

DANGER

自我が出るぞ!

私が初めて開発に Git を使ったのは昨年の 7 月でした。Git 講習会も一応受けてはいたのですが、正直を言えば何が何だか分からないまま終わってしまって、夏休みのハッカソンの中で相当に苦労しながら色々なことを覚えていった記憶があります。

traP ではどの分野にも自分より優れた技術を持つ人がいて、上を見上げれば天の果てまでキリがないサークルです。チームメイトと共同で何かを作るという経験は、私にとって願ってもない成長の機会であると同時に、チームメイトの話すことを理解できず、時として気を遣わせてしまう無学な自分を見つめる機会でもありました。

Git は「開発したいもののパーツ」ではなく「開発するためのツール」です。そして、traP における共同開発では作るものによらず必ずと言っていいほど Git が使われます。Git に関する知識を持ち合わせていないことは共同開発に携わること自体への障壁となり得ます。逆に、Git さえ扱うことができれば、共同で何かを開発しながら仲間の知識を吸収していくことは以前ほど難しいことではなくなります。1 歩目こそ一番の難所です。

そう感じたので、Git を使いこなせず不甲斐ない思いをしている誰かの役に立てたらいいと思い traP Wiki に Git に関する自分なりの理解をまとめてみました。すると、その内容でそのまま講習会を置き換えてみたらどうかと提案され、なんだか話がとんとん拍子で進み、そして今に至ります。つくづく traP とは変なサークルだなと思います。

もちろんそのまま載せることはせず、Wiki にまとめた内容を再構成し、さらに数人の仲間による校正を経てこの Git 講習会が仕上がりました。なるべく分かりやすく書いたつもりです。

しかし、もちろん講習会をなぞるだけで内容を理解できるすごい人は稀です。何度も使ってみることが Git に手慣れる近道ではないかと思います。ぜひ Git を使ってみてください。まずは授業資料のクラウドストレージ代わりにでも、そして出来れば創作・開発に。

この講習会があなたの役に立つことを願います。あなたが traP で自分の好きな創作・開発に熱中する姿を楽しみにしています。

2025年度 テキスト執筆 きつね